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2016年11月15日火曜日

【Linux CentOS 7 64bit】有線LAN接続をコマンドラインから開始する方法

☆WIFI接続を使用する方法は「【Linux CentOS 7 64bit】WIFI接続の設定方法(コマンドラインで「nmcli」を使用する。)」を参照



■有線LAN接続を有効にしてDHCPでIPアドレスを取得した。

有線LANケーブルをPCのLANポートに繋げた後、次の操作を行った。

○接続状態を確認した。
# nmcli d
デバイス  タイプ    状態      接続
enp5s0    ethernet  切断済み  --
lo        loopback  管理無し  --
wlp4s0    wifi      管理無し  --
LANポートは上記のenp5s0というデバイス名で識別されているが、まだ接続されていない。


enp5s0をイーサネットで接続するための基本形を作成した。

○基本型の作成を行った。
設定するデバイス(ifname)は enp5s0 である。
接続名称(con-name)は enp5s0 にした。(任意の名称)

nmcli con add type ethernet con-name enp5s0 ifname enp5s0

○システム起動時に自動的に接続するように設定した。
(複数NICで運用している場合、この設定を忘れがちになるので注意。そのとき、他の有効なNICからパケットが飛ぶことになり、うまく通信できない問題が発生し難儀する。)

nmcli con mod enp5s0 connection.autoconnect yes


◯接続の設定を行った。(DHCPでIPv4アドレスを自動取得)(固定アドレスはこちらを参照
# nmcli con mod enp5s0 ipv4.method auto

○接続を開始した。
# nmcli con down enp5s0
# nmcli con up enp5s0
接続が正常にアクティベートされました (D-Bus アクティブパス: /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/1)
(注意)このようにして接続を開始できるのは、最初から既に、
「/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp5s0」として設定ファイルが存在しているからである。

デバイス名「enp5s0」と接続情報「enp5s0」は同じものではない。
例えば、デバイス名「enp5s0」に対してそれを利用する任意の名前の接続情報を作成することも可能である。
この作成も「nmcli」コマンドの別のオプションで行う。
次のページを参照してください。
http://akira-arets.blogspot.com/2018/04/linux-centos7-networksetting-nmcli.html
(■eth0をイーサネットで接続するための基本形を作成した。)


○DHCPで取得されたIPアドレスを確認した。
# ip a
<略>
○接続状態を確認した。
# nmcli d
デバイス  タイプ    状態      接続
enp5s0    ethernet  接続済み  enp5s0 
lo        loopback  管理無し  --  
wlp4s0    wifi      管理無し  --     

以上の手順では、システムが再起動時にも接続は自動的に開始されない。
次の方法で、ネットワークサービスの起動時に接続を自動的に開始するように設定する必要がある



■システムの起動に際して自動的にLAN接続が開始されるようにした。

下記のように、ONBOOT設定がnoになっていることがわかる。
これではネットワークサービス起動時にこのLAN接続は自動起動しない。

# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp5s0
TYPE=Ethernet
BOOTPROTO=dhcp
DEFROUTE=yes
PEERDNS=yes
PEERROUTES=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=no
IPV6INIT=yes
IPV6_AUTOCONF=yes
IPV6_DEFROUTE=yes
IPV6_PEERDNS=yes
IPV6_PEERROUTES=yes
IPV6_FAILURE_FATAL=no
NAME=enp5s0
UUID=<略>
DEVICE=enp5s0
ONBOOT=no

○ネットワークサービス開始時に自動起動するようにした。

# nmcli con mod enp5s0 connection.autoconnect yes

下記のように、ONBOOT項目がyesに書き変わった。

# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp5s0
TYPE=Ethernet
BOOTPROTO=dhcp
DEFROUTE=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=no
IPV6INIT=yes
IPV6_AUTOCONF=yes
IPV6_DEFROUTE=yes
IPV6_FAILURE_FATAL=no
NAME=enp5s0
UUID=<略>
DEVICE=enp5s0
ONBOOT=yes
PEERDNS=yes
PEERROUTES=yes
IPV6_PEERDNS=yes
IPV6_PEERROUTES=yes


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